徹底活用講座

一日に何十通もメールが届くといった人も少なくない現状の中で、いかに読み手の心を掴み、伝えたい情報を適切に伝えられるか・・・。そのテーマを解決に導く、Eメールならではの文章作成のコツをご紹介します。

言いたいことは初めに言っておく
結論からの書き出し
読者はメールを最後の行まで読んでくれるとは限りません。“起承転結”になぞらえてメールを構成してしまうと、読ませたい文章を読んでもらう前に、途中で見切りをつけられてしまうことも十分に考えられます。
伝えたいことをできる限り多くの人に読んでもらうためのコツは、一番に強調したいことは初めに書いてしまう、つまり、結論から書き始めるということ。 プレゼントなど読者にとって魅力ある情報はなるべく早い段階で読んでもらい、このメールが自分にとって役立つものであるというよい印象を持ってもらいましょう。
情報満載がよいとは限らない
サイトへの誘導
オプトインメール®のメリットの一つに、バナーやメルマガ広告と比べて掲載できる情報量が多いということが挙げられます。しかし、伝えたいことが山ほどあったとしても、その全てをメールに書いてしまうのは得策とは言えません。むやみに長い文面はメールを受け取った読者に不快感を与えてしまうこともあります。文字が多すぎると読む気をなくしてしまうことも考えられます。また、いくら長い文章を書いたとしても、画像を見せなければ伝えられない情報もあることでしょう。


オプトインメール®は、あくまで販促の第一歩と考えましょう。例えば新商品の紹介を行いたい場合でも、メールでは商品名や特徴、その商品がもたらすメリットなどを簡潔に紹介しておきます。それと平行して、スペックなど商品の詳細情報を掲載したサイトを準備しておくのです。メールには「より詳しい情報を知りたい方は、こちらのアドレスへお越しください」といった文章と共に、そのサイトのURLを記載しておきましょう。 サイト上なら、より詳しい情報を、画像を使ってじっくりと説明できるのです。メールはアクションをおこしてもらうためのきっかけづくり。全てをメールで完結させる必要はありません。
読みやすいメールにするために
記号を有効活用
強調したい文章や商品名などは、記号を使って上手に目立たせましょう。例えば上下に区切り線を引くだけでも印象はずいぶんと強まります。ただし、あくまで“読みやすさ”のために使うことを忘れずに。記号を多用しすぎたために、かえってゴチャゴチャと読みにくくなってしまう場合もよくあります。

記号をうまく組み合わせて絵を表現しているメールもよく見かけます。こちらもアイキャッチャーとしては有効な手段といえます。しかし、数行にまたがった絵を作成する場合は、読み手の環境によっては絵がズレてしまう場合があることを覚えておきましょう。
反応の違いがココで決まる!
連絡先の表記
いくら自分が登録したからといっても、どこの誰が送ってきたのか解らないようなメールの内容に関しては誰も信用してくれません。最近では悪徳メールが横行していることもあり、読者のダイレクトEメールに対する警戒心はますます高まっています。
メールの内容をちゃんと信頼してもらうために、情報発信元を明確にしておくことはダイレクトEメールの必須条件。本文の始まりに「○○株式会社からのお知らせです」といった文言を入れたり、文末に社名・所在地・電話番号などの署名を記載することも有効です。
また、お問い合わせ先のメールアドレスを明記しておくことで、信頼感を与えるだけでなく、消費者とのコミュニケーションのきっかけづくりにもつながります。
「得する」メールなら効果絶大!
読者へのインセンティブ
一方的に広告だけを掲載したダイレクトEメールは読者に不快な気持ちを与えることになりかねません。広告を配信させてもらう以上、読者に何らかのメリットを与えることが、ダイレクトEメール成功の秘訣とも言えます。
例えばアンケートを行うのなら、返信者に対してプレゼントや特典を与えることで、反応率を大きく引き上げることが可能になります。
また、直接的な賞品・賞金ではなくても、“お役立ち情報”や“面白いトピックス”など、読者が「読んで得した」と思えるような内容を含めておくことも重要です。
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